ネイルサロンの運営では、鍵の受け渡し、スタッフの勤怠把握、営業時間外のセキュリティ、無人受付など「人の出入り」をどう管理するかが地味に大きな負担になります。そこで検討されるのがネイル 入退館 システムです。
本記事では、入退館システムの基本から、ICカード・スマホ・顔認証といった認証方式の比較、月額費用の相場、設置方法の3パターン、サロンに合った製品の選び方までを、比較表と具体的な数値を交えて中立的に解説します。
一般的な法人向け入退室管理の知見を、ネイルサロンという小箱・店舗型ビジネスの実情に落とし込んでまとめました。読み終えれば、自店に必要なネイル 入退館 システムの要件を自分で整理できるようになります。
サロンの予約・顧客管理・決済まで含めて運用を見直したい方は、記事中盤の無料導入相談・資料請求もあわせてご覧ください。
この記事で分かること
- 入退館(入退室管理)の基本と、サロンで導入する3つの目的
- ICカード・スマホ・顔認証など認証方式の比較と、ネイルサロン向きの選び方
- 月額費用の相場と、工事の有無で変わる設置方法3パターン
- 店舗の規模・形態別のおすすめ構成と、見積もり前のチェックリスト
- 予約・顧客管理まで一元化する運用の進め方
結論|ネイルサロンは非接触解錠+予約連携で選ぶのが最適
ネイルサロンの入退館は、施術で手を使うため非接触(スマホ・QR・顔認証)で解錠でき、予約や顧客管理と連携できる構成が基本の正解です。賃貸物件なら工事不要の後付けスマートロックから始め、店舗の成長に合わせて連携範囲を広げると無駄がありません。まずは自店のタイプから方向性を絞り込んでください。
| こんな店舗・目的 | おすすめの方向性 |
|---|---|
| 1人運営・マンション一室 | 工事不要の後付けスマートロック+スマホ解錠。予約客は一時権限で受付をゼロに |
| スタッフ数名・テナント1店舗 | スタッフはICカード/アプリで常用権限、予約客はQR・スマホで一時権限。ログを勤怠に転用 |
| 複数店舗・多店舗展開 | 本部から一元把握できるクラウド型。予約・顧客管理と統合し店舗・役職単位で権限設計 |
| コストを最優先したい | 低コストの後付けスマートロックから始め、成長に合わせて連携を拡張 |
| 衛生・非接触を最優先 | 顔認証・スマホ解錠で手ぶら入店し、手指を汚さず運用 |
入退館システム(入退室管理システム)とは
入退室管理システム(入退館システム)とは、いつ・誰が・どこに入退室したかを一元管理するシステムです。利用者や利用日時を個別に制限したり、入退室の記録を取って追跡できたりします。
主な運用形態にはオンプレミス型とクラウド型がありますが、近年はクラウド型が主流です。
スマートフォンやICカードなどの電子デバイスを活用し、物理的な鍵を必要としないスマートロック対応の製品も増えています。
ネイルサロンの文脈でネイル 入退館 システムを考えると、目的は大きく3つに整理できます。
- 鍵管理の省力化:物理鍵の受け渡しや合鍵の複製リスクをなくす
- 入退ログの取得:スタッフの開閉店時刻、施術者の在室状況を記録し、勤怠・防犯の証跡にする
- 無人・省人運営の実現:予約客だけを時間限定で解錠する、受付スタッフを置かずに運営する
オフィス向けの入退室管理は「不法侵入の防止」「機密情報管理(ISMS対策)」が主目的ですが、サロンでは顧客情報を扱う店舗のセキュリティと省人化による人件費削減が主な動機になります。マンションの一室や間借りで運営するサロンほど、入退館の記録がトラブル防止に効く点も見逃せません。
入退館システムを導入する5つのメリット
入退館システムの導入で得られる代表的なメリットを、サロン運営の視点で整理します。
- 不審者・部外者の侵入防止:権限を持つスタッフ・予約客だけが解錠でき、なりすまし入店を防げます。ICカードや生体認証なら、誰が入ったかを個別に把握できます。
- 鍵の受け渡し・紛失リスクの解消:合鍵を渡さずスマホ権限を付与・剥奪できるため、スタッフの入退社時に物理鍵を回収する手間がなくなります。
- 勤怠管理の効率化:入退ログを勤怠データとして活用でき、開店・閉店時刻の記録が自動で残ります。法人向け製品ではほぼ半数が勤怠管理システムとの連携に対応しています。
- 非接触で衛生的:顔認証やスマホ解錠は手で触れずに解錠でき、施術前後で手指を清潔に保ちたいネイルサロンと相性が良い方式です。
- 無人・時間外運営の実現:予約時間に合わせた一時解錠で、スタッフ不在の受付や深夜帯の運営が可能になります。
特にネイルサロンは1〜数席の小箱が多く、受付専任を置きにくい業態です。受付・施錠を自動化すれば、ネイリストが施術に集中できるという運営面の効果が大きいといえます。
オフィス向けで語られる「入退室管理システムを導入するメリット」との対応関係
サロン向けの解説に入る前に、もともと法人・オフィス向けで語られてきた入退室管理システムを導入するメリットを押さえておくと、自店に効く効果を見極めやすくなります。大手メーカー(NEC・キヤノンMJ等)の解説では、導入効果は主に次の観点で整理されています。
| オフィス向けで語られるメリット | ネイルサロンでの読み替え |
|---|---|
| 情報漏えいのリスクを回避できる | 顧客カルテ・名簿・カード情報を扱う施術室への入室を制限できる |
| 警備コストを削減できる | 鍵の受け渡し・締め忘れ確認の手間と、有人受付の人件費を減らせる |
| 勤怠管理を効率化できる | 開店・閉店の打刻が入退ログから自動で残り、シフト管理が楽になる |
| 不法侵入を防ぐ | 営業時間外の不正入室を遮断し、無人時間帯の防犯になる |
| 入退室の記録を正確に残せる | 「誰が・いつ」入店したかが証跡化され、トラブル時の説明責任を果たせる |
| 感染症対策・衛生対策になる | 顔認証・スマホ解錠の非接触運用で、手指を汚さず入退できる |
オフィスでは「機密情報保護」「内部不正の抑止」が主目的ですが、ネイルサロンでは顧客情報を扱う店舗のセキュリティと省人化による人件費削減が導入の主な動機になります。マンションの一室や間借りで運営するサロンほど、入退館の記録がトラブル防止の証跡として効く点も見逃せません。
入退館システムの認証方式を比較
認証方法は、利用者の利便性とセキュリティのバランスで選ぶことが重要です。利用シーンや運用ルールにより適した方式は変わります。主要な認証方式を比較表にまとめました。
| 認証方式 | 利便性 | 導入コスト | 非接触 | 主な注意点 |
|---|---|---|---|---|
| ICカード(カードリーダー) | ◎ 既存社員証も流用可 | 中 | △ | 紛失・貸し借りリスク。運用ルールが必要 |
| 暗証番号(PIN) | ○ カード不要 | 低 | △ | 番号共有・覗き見対策が必要 |
| スマートフォン(アプリ解錠) | ◎ 権限付与が即時 | 低〜中 | ◎ | 端末バッテリー切れに注意 |
| QRコード | ○ 予約客に一時発行可 | 低 | ◎ | 画面のスクショ転送に注意 |
| 顔認証(生体認証) | ◎ 手ぶら入店 | 高 | ◎ | 初期費用・運用負荷が高め |
| 指紋・静脈認証 | ○ なりすまし困難 | 中〜高 | △ | 手指の状態で精度変動 |
ネイルサロンでは、予約客にはQRコードやスマホ解錠で一時権限を発行し、スタッフにはICカードまたはアプリで常用権限を付与するといった使い分けが現実的です。施術で手や指先を使うネイリストにとって、指紋認証より顔認証・スマホ解錠のほうが扱いやすい点も判断材料になります。
関連検索で挙がる「ICカード」「QRコード」「カードリーダー」「顔認証」は、いずれもこの認証方式の選択肢にあたります。
主要な認証方式の特長とメリット・デメリット
比較表だけでは伝わりにくい各方式の中身を、もう一段掘り下げて整理します。入退室管理システムの認証方法は、大きく「持ち物で認証する方式(ICカード・スマホ・QR)」「記憶で認証する方式(暗証番号)」「身体的特徴で認証する方式(生体認証)」の3系統に分けられます。
- ICカード(カードリーダー):既存の社員証や交通系ICカードを流用できる場合があり、運用が分かりやすいのが利点です。一方で紛失・貸し借りのリスクがあるため、退職時のカード回収など運用ルールが欠かせません。
- 暗証番号(PIN):カードや端末が不要で導入しやすく、コストも抑えられます。ただし番号の共有や覗き見への対策、定期的な番号変更が必要です。
- スマートフォン(アプリ解錠):権限の付与・剥奪を管理画面から即時に行え、予約客への一時発行とも相性が良い方式です。端末のバッテリー切れや通信障害時の代替手段だけ用意しておきましょう。
- QRコード:予約システムから来店者ごとに一時コードを発行でき、無人受付に向きます。スクリーンショットの転送を防ぐため、有効時間を短く設定するのが定石です。
生体認証の種類(顔認証・指紋認証・静脈認証)
非接触ニーズの高まりで注目されるのが生体認証です。登録者本人の身体的特徴を照合するため、暗証番号を覚える必要がなく、なりすまし入退室が起こりにくいのが最大の利点です。代表的な種類は次のとおりです。
- 顔認証:マスクや帽子の影響を受けにくいモデルが増え、手ぶら・非接触で入退できます。施術で手がふさがるサロンワークと最も相性が良い方式です。
- 指紋認証:低コストで普及していますが、ジェルや消毒液で手指の状態が変わるネイリストでは認証率が落ちることがあります。
- 静脈認証:指や手のひらの血管パターンで照合し、偽造が極めて困難です。導入コストはやや高めです。
- 虹彩認証・声認証:高セキュリティ用途で使われますが、サロン規模ではオーバースペックになりがちです。
生体認証は精度が高い一方で初期費用・運用負荷も上がるため、サロンでは顔認証+スマホ解錠の組み合わせが現実的な落としどころになりやすいです。
入退館システムの設置方法は3パターン
入退館システムの設置方法は主に3パターンあります。物件の所有形態(賃貸テナント/自社物件)や原状回復の要否で選びましょう。
① 既存の物理鍵に後付け(工事不要) 既存のドアのサムターン(施錠・解錠のつまみ部分)にシールやネジで専用デバイスを貼り付けるタイプです。スマホやICカードで遠隔操作できます。
- メリット:工事不要で原状回復が容易。コストが比較的安く、賃貸物件のサロンに最適。
- デメリット:両面テープ固定のため、ドア形状によっては設置できない/粘着が弱る場合がある。
② 既設の電気錠・自動ドアに後付け(工事が必要) 既存の電気錠や自動ドアにカードリーダー・制御盤を接続します。
- メリット:自動ドアのテナントビルでも本格的な入退館管理を実現できる。
- デメリット:電気工事が必要で、初期費用が上がる。
③ 錠前そのものを交換(工事が必要) ドアの錠前ごと電気錠付きに交換する方式です。
- メリット:堅牢で大規模・複数扉の運用に向く。
- デメリット:工事費が最もかかり、原状回復が難しい。
マンションの一室や賃貸テナントで運営するネイルサロンの多くは、①の後付けスマートロックが現実的です。「工事なしで導入できるか」は、契約前に物件の鍵形状とオーナー許可を確認しておきましょう。
入退館システムの主な機能
製品を比較する前に、入退館システムが備える基本機能を理解しておくと、見積もりの過不足を判断しやすくなります。法人向け入退室管理で標準的に挙げられる機能は次のとおりで、サロン運用でもそのまま役立ちます。
- 認証による入退室制御:ICカード・暗証番号・スマホ・生体認証で本人確認し、許可された人だけを解錠する中核機能です。
- 入退室ログの記録・管理:「誰が・いつ・どの扉を」通過したかを自動で記録し、CSVなどでエクスポートできます。勤怠や防犯の証跡になります。
- リアルタイム監視・アラート通知:扉の開けっぱなし、営業時間外の解錠、不正な連続失敗などを検知し、スマホや管理画面に通知します。
- 勤怠・在室管理との連携:入退ログを勤怠データに転用し、スタッフの打刻や在室状況の把握に使えます。
- ゲスト・業者対応の効率化:予約客・納品業者などに有効時間付きの一時権限を発行し、対応の手間を減らせます。
サロンでは「リアルタイム監視・アラート」よりも、一時権限の発行と入退ログのエクスポートが実用上の優先度が高くなりがちです。自店で必須の機能から逆算して、過剰なオフィス向け機能に費用を払わないことが大切です。
入退館システムの費用・料金相場
ネイル 入退館 システムを検討するうえで最も気になるのが費用です。クラウド型入退室管理システムの価格相場は以下が目安です。
| 規模 | 月額(扉あたり) | 初期費用の目安 |
|---|---|---|
| 小規模〜中規模向け | 5,000円〜10,000円/扉 | 無料〜50,000円程度 |
| 中規模〜大規模向け | 10,000円〜/扉 | 50,000円〜100,000円程度 |
※ 初期費用は工事の有無で大きく変わります。後付けスマートロック(工事不要)なら初期費用を抑えられ、電気錠連動・錠前交換では工事費が加算されます。
費用は「月額」といっても扉単位・ユーザー単位など課金条件が異なるため、同じ月額でも実質コストは変わります。ネイルサロンは扉が1〜2か所と少ないため、扉単位課金なら総額は比較的低く抑えられます。
一方で、入退館システムだけでなく予約・顧客管理・決済をそれぞれ別ツールで契約すると、月額の合計が膨らみがちです。
「入退室管理システム 無料」で探すと無料プランをうたう製品もありますが、無料は機能・扉数・ユーザー数に上限があるケースが多く、サロン運営に必要な権限管理や記録保存期間を満たせるか確認が必要です。初期費用・月額・課金単位・工事費の4点を必ず見積もりで突き合わせましょう。
費用の内訳を分解すると、入退館システムのコストは次の4つで構成されます。見積もりを取るときは、この粒度で各社をそろえて比較すると差が見えやすくなります。
| 費用項目 | 内容 | サロンでの目安 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 機器代・設定費・初期登録 | 後付け型なら無料〜数万円、工事型は5万円〜 |
| 月額利用料 | クラウド利用・保守 | 扉単位で5,000円〜10,000円/扉 |
| 工事費 | 電気錠・自動ドア連動時の施工 | 必要時のみ、数万円〜 |
| オプション | 予約連携・勤怠連携・追加ユーザー | 連携機能の有無で変動 |
扉が1〜2か所のサロンでは、月額そのものより初期費用と工事の有無が総額を大きく左右します。3年使う前提で「初期費用+月額×36か月」を試算し、後付け型と工事型を同じ土俵で比べると、自店に合うコスト帯が見えてきます。
入退館システムの選び方|7つの比較ポイント
製品を比較する際は、以下のポイントを公開情報・見積もりベースで確認します。
- 認証方式が運用に合うか:手を多用するネイリストには非接触(顔認証・スマホ・QR)が向く。
- 設置方法が物件に合うか:賃貸なら工事不要の後付けタイプを優先。
- コストとのバランス:扉単位課金か、月額に対して扉数が少ないサロンに割高でないか。
- 他システムとの連携:予約システム・顧客管理・勤怠・決済と連携できるか。
- 権限管理の柔軟性:スタッフ・予約客で権限を分け、即時に付与・剥奪できるか。
- サポート体制:トラブル時の解錠サポート、停電・通信障害時の対応があるか。
- 記録・ログの保存と出力:入退ログをエクスポートでき、勤怠や防犯に使えるか。
参考までに、法人向け入退室管理のレビューシェア(IT比較メディアの2025年集計・全136件)では、最多レビューがbitlock PRO(ビットキー)で53件(全体の39%)、2位がAkerun(Photosynth)で46件(34%)、3位が日立ビルシステムの製品で17件という結果でした。
メーカーとしてはこのほかパナソニックなど大手も入退室管理を提供しています。ただしこれらはオフィス向け中心で、ネイル 入退館 システムとして選ぶ際は、サロンの省人化・予約連携という観点で評価し直すことが大切です。
導入前チェックリスト(見積もり前に確認)
比較ポイントを実際の選定で迷わないよう、見積もりを依頼する前に確認したい項目をチェックリストにまとめました。
- 物件の鍵形状(サムターンの種類)と、後付けデバイスが設置できるか
- 賃貸の場合、オーナー・管理会社の設置許可と原状回復の条件
- 必要な扉数・登録ユーザー数(スタッフ+予約客の想定)
- 予約システム・顧客管理・勤怠との連携可否
- 停電・通信障害・端末紛失時の代替解錠手段
- 入退ログの保存期間とエクスポート形式
- 3年間の総額(初期費用+月額×36か月+工事費)
このチェックリストを埋めてから複数社に相談すると、同じ条件で見積もりを並べられ、過不足のない製品選びにつながります。
サロンの規模・形態別のおすすめ構成
同じ入退館システムでも、店舗の規模や運営形態によって最適な構成は変わります。代表的なパターンを整理します。
- 1人運営・マンション一室のプライベートサロン:工事不要の後付けスマートロック+スマホ解錠が基本。予約客には一時権限を発行し、受付対応をゼロにできます。月額を最小限に抑える構成が向いています。
- スタッフ数名・テナント1店舗:スタッフはICカードまたはアプリで常用権限、予約客はQR・スマホで一時権限という使い分けが有効。入退ログを勤怠に転用すると管理工数を削減できます。
- 複数店舗・多店舗展開:全店の入退状況を本部から一元把握できるクラウド型が必須。予約・顧客管理と統合し、権限を店舗・役職単位で設計すると運用が安定します。
規模が大きくなるほど「単体の入退館システム」より、予約・顧客管理と統合できるプラットフォームを選ぶ価値が高まります。逆に1人運営なら、まずは低コストの後付けスマートロックから始め、店舗の成長に合わせて連携範囲を広げるのが現実的です。
入退館システム導入時の注意点
選定ポイントと合わせて、導入後に「こんなはずでは」とならないための注意点も押さえておきましょう。サロン特有のつまずきやすいポイントを整理します。
- 停電・通信障害時の解錠手段:クラウド型は通信が前提のため、障害時にどう解錠するか(物理キー併用・オフライン解錠)を必ず確認します。
- 締め出しリスク:スマホのバッテリー切れや端末紛失で入れなくなる事態に備え、予備の認証手段を用意しておきます。
- 個人情報・プライバシー:入退ログやカメラ映像は個人情報にあたります。保存期間と閲覧権限の管理ルールを決めておきましょう。
- ランニングコストの積み上がり:扉数・ユーザー数の追加で月額が増えることがあります。1年・3年での総額を試算しておくと安心です。
- 物件オーナーの許可と原状回復:賃貸テナントやマンションでは、後付けデバイスの設置可否と退去時の原状回復を契約前に確認します。
これらは「導入してから気づく」コストや手間になりやすい項目です。見積もり段階でベンダーに質問し、書面で条件を残しておくとトラブルを防げます。
サロンの入退館を予約・顧客管理ごと一元化する|Gym’s
ここまでは入退館システム単体の選び方を解説しました。一方で、ネイルサロンの現場課題は入退館だけでなく、予約・顧客管理・決済・売上分析まで広がります。これらを別々のツールで運用すると、月額コストもデータ分断も増えてしまいます。
オールインワンSaaSの Gym’s(ジムズ/gyms.jp) は、「予約・顧客管理から店舗分析や決済まで、全部できるアプリ」をコンセプトに、エステ・ネイルを含む美容・健康・フィットネス業種の店舗運営を1つのアプリに統合します。
- 予約:会員予約・体験予約・予約ルール設定・自動リマインド
- 会員・顧客管理/CRM:顧客データ分析、来店履歴の一元管理
- 決済・課金:定期課金(口座振替対応)、回数券・チケット管理、ポイント、紹介コード
- 店舗運営:複数店舗管理・権限管理・2段階認証ログイン・スマートロック連携(無人運営対応)・データエクスポート
特にスマートロック連携により、予約と入退館を結びつけた無人・省人運営が可能になり、入退館システムを別契約するよりも運用とコストを一本化できます。料金は月額12,800円〜・決済手数料0.5%〜。個人経営から中規模・多店舗まで規模を問わず対応します。
サロンの予約・顧客管理・決済・入退館をまとめて見直したい方は、無料導入相談・資料請求からお気軽にご相談ください。
導入事例|入退館の自動化で運営はこう変わる
ここでは入退館システムや予約連携を活用した運営改善のイメージを、2つの事例として紹介します(一般的な店舗型ビジネスの導入パターンに基づく想定例)。
事例1:マンション一室のプライベートネイルサロン(1人運営) 後付けスマートロック+予約連携を導入。予約客にはスマホで時間限定の解錠権限を発行し、受付対応をゼロに。鍵の受け渡しが不要になり、開店準備の時間を1日あたり約15分短縮。深夜・早朝の時間外予約にも無人で対応できるようになり、稼働枠を広げられました。
**事例2:スタッフ4名・2店舗展開のネイル&エステサロン**入退館管理を予約・顧客管理アプリに統合。スタッフごとにICカードとアプリで権限を分け、入退ログを勤怠データに活用。
鍵管理と打刻の手間が減り、店舗あたりの管理工数を月数時間規模で削減。2店舗の入退状況を本部の管理画面から一元把握できるようになりました。
数値はあくまで運用改善の一例ですが、入退館の自動化が「人件費・鍵管理・防犯」の3点に同時に効くことが要点です。ネイル 入退館 システムを予約・顧客管理と組み合わせるほど、効果は大きくなります。
まとめ|ネイルサロンに最適な入退館システムの選び方
ネイル 入退館 システムを選ぶ際のポイントを振り返ります。
- 入退館システムは「いつ・誰が入退室したか」を記録・制御する仕組み。クラウド型・非接触が主流。
- 認証方式は、手を多用するネイリスト・予約客の利便性を考え、スマホ/QR/顔認証など非接触が有力。
- 設置は賃貸サロンなら工事不要の後付けスマートロックが現実的。
- 費用相場は月額5,000円〜10,000円/扉、初期費用は工事の有無で無料〜10万円程度。
- 単体導入よりも、予約・顧客管理・決済と連携・統合したほうが運用とコストの両面で有利。
入退館だけを切り出して契約することもできますが、サロン運営全体を見渡すと、予約・顧客管理・決済まで含めて一元化するアプローチが結果的に効率的です。自店の規模・物件・運営スタイルに合わせて、まずは要件を整理することから始めましょう。
サロン運営の効率化や顧客管理・予約の見直しは、以下の関連記事も参考になります。
- 顧客管理の進め方
- 予約システムの選び方
- サブスク・定期課金の設計
- 集客の基本施策
- カテゴリ一覧:エステ・美容サロン向け記事
予約・顧客管理・決済・入退館をまとめて見直したい方は、無料導入相談・資料請求からご相談ください。
よくある質問(FAQ)
**Q. ICカードの入退室管理システムはいくらくらいしますか?**A. クラウド型で月額5,000円〜10,000円/扉が小規模〜中規模の相場です。中規模〜大規模向けは月額10,000円〜/扉。初期費用は無料のものから、カードリーダー設置工事を伴う場合は50,000円〜100,000円程度。
ネイルサロンのように扉が1〜2か所なら、後付けスマートロックで初期費用を抑えられます。
Q. 入退くんの料金はいくらですか? A. 「入退くん」はクラウド型サービスとして知られますが、料金は扉数・ユーザー数・認証方式で変動するため、公式見積もりでの確認が確実です。クラウド型入退館システムは月額数千円〜/扉+初期費用が一般的な構成です。予約・顧客管理と分離するか統合アプリにまとめるかで、トータルコストが変わります。
Q. 入退室システムとは何ですか? A. いつ・誰が・どこに入退室したかを一元管理する仕組みです。ICカード・暗証番号・スマホ・顔認証などで本人を認証し、解錠と記録取得を同時に行います。近年はクラウド型・スマートロック対応が主流で、サロンでは無人運営や鍵管理の省力化、勤怠把握に活用されます。
Q. 顔認証システムで1位はどこですか? A. 「1位」は調査主体や指標で変わるため一概には言えません。法人向け入退室管理のレビューシェアではbitlock PROやAkerunが上位、顔認証単体ではNECなど大手の実績が知られます。ネイルサロンでは高機能顔認証より、非接触・低コストで導入できるスマホ解錠が現実的なことも多いです。
Q. ネイルサロンに入退館システムは必要ですか? A. 1人運営や完全予約制でも、鍵の受け渡しを省ける・開閉店記録が残る・時間外の不正入室を防げるメリットがあります。間借りやマンション運営では入退館ログがトラブル防止の証跡になります。予約システムと連携すれば無人受付までスムーズに運用できます。
Q. 工事なしで入退館システムを導入できますか? A. 可能です。既存のサムターンに貼り付ける後付けスマートロックなら工事不要・原状回復が容易で、賃貸サロンに向きます。月額も比較的安く、スマホやICカードで遠隔解錠できます。電気錠・自動ドアと連動させたい場合は工事が必要なため、物件の鍵形状を事前に確認しましょう。